宋琨

2006年に中国中央美術学院美術学科油画専攻を卒業し、修士学位を取得。「中国最も注目される70年代以降生まれの新鋭女性アーティスト」と称される。作品は絵画を中心として、映像、インスタレーション、音楽ライブやパフォーマンスなどの表現を結合させたものである。宋琨は潜在意識と鋭敏な観察力を通してこの時代のイメージを記録し、その作品は中国の伝統と同時代の社会の文脈とを絶妙に結合させ、個体の美しさが隠し持っているプライベート空間が変化する中国へ連携する様子を展開している。それが持つ真実の生命の状態と情感の力は最も他から抜きん出ている点である。作品は一貫して重要な概念である「意識の流れのような叙事」および「潜在意識における停止と空白」を内包している。これは彼女が芸術創作を行う上での重要な構成要素であり、東洋の美学と価値観の伝承でもある。宋琨は現代の具象絵画のジャンルで少数の自分の独立した絵画言語を確立させた芸術家の一人である。彼女はこれまでいかなる符号や概念の提供も試みたことはなく、「生活から与えられる経験認知や豊かな情感をいかに感じ取るか」を命題として、現段階の中国の独立した手本を提示している。

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