Scrap & Build 内覧会
3月04日(金)
|新宿区
2022年3月4日 (金) 13:00 - 19:00(招待制)に宮岡貴泉個展「Scrap & Build」プライベートビュー(内覧会)を開催いたしますので、是非ご参加いただけたら幸いです。
日時・場所
2022年3月04日 13:00 – 19:00 JST
新宿区, 日本、〒160-0005 東京都新宿区愛住町8−16
参加者
イベントについて
清アートスペースは、2022年3月5 日(土)より、宮岡貴泉個展「Scrap & Build」を 開催いたします。
宮岡貴泉は1980年埼玉県生まれ。2004年に東洋大学経済学部国際経済学科、06年に京都府立陶工高等技術専門校成形科を卒業後、07年に京都中小企業産業センター陶磁器チーム研修を修了。08年より埼玉を拠点に作陶を始め、素材を見極めた技法と様々なアプローチを試みた造形表現に取り組む。神戸ビエンナーレ現代陶芸展入選(2009)。東京や大阪での個展開催のほか、北京、香港、韓国、ニューヨークなどのアートフェアに参加し、独自の感覚や手法からなるユニークな造形作品で国内外で高い評価を受けている。近年の個展に「IDOLIZE」(KIYOSHI ART SPACE、東京、2020)などがある。
宮岡は時代とともに変化する偶像美術に着目し、陶芸と現代のマンガやアニメのキャラクターを組み合わせた手法で作品を制作。また、現代美術と社会の結びつきについても考察している。日本のキャラクター文化は政治・文化的変動期であった70年代以降、後期資本主義が完成・洗練された80年代から90年代の時代精神の一部として存在している。国境や文化層を越え、大衆消費文化における創造の在り方のひとつであって、新たなる[尊体]として創造されたと言っても過言ではない。一神教でない日本人の柔軟なアニミズム精神が、現代のインターネット社会と融合して生まれた若者を中心とした新たな信ずべき対象のひとつが二次元の世界のキャラクター文化なのかもしれない。宮岡は西洋と東洋、リアルと虚像を往還し立体化され、商業主義的アニメ・キャラクターの宗教性・遍在性を示しながら、現代人の価値観やユーモア溢れて社会風刺も含めた力強いメッセージ性を提示している。本展では、2021年コロナ禍の中にアトリエが全焼し、作品を焼失してしまうことによって、そんな宮岡自身の環境変化に伴った作品変化が過分にある。創作意欲がさらに湧き出し、自分自身を再構築するため大胆に新たな挑戦を行う宮岡貴泉の新作、この機会にぜひご高覧いただきますようお願い申し上げます。
チケット詳細
Scrap & Build 内覧会招待
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